FANUCのPMC-K/L/M/Pについて
FANUCのPMCは、工作機械や生産設備の制御を担う重要なコンポーネントですが、古いNC機種についての情報は、ネット上では限られており、書籍や取扱説明書が重要な情報源となります。今回は、昭和60年ごろから現在でも使用されている旧機種のPMCであるPMC-K、PMC-L、PMC-M、PMC-Pについ
その日、その月、その年の備忘録でもあります。そのうち誰かの何かの役に立つかもしれない事を書き留めています。
FANUCのPMCは、工作機械や生産設備の制御を担う重要なコンポーネントですが、古いNC機種についての情報は、ネット上では限られており、書籍や取扱説明書が重要な情報源となります。今回は、昭和60年ごろから現在でも使用されている旧機種のPMCであるPMC-K、PMC-L、PMC-M、PMC-Pについ
ファナック(FANUC)のCNC 15シリーズは、PMC-Nモデルを使用していることで知られています。このPMC-Nは通常、ROMカセットの形で設備に装着されています。このPMCデータが消失してしまうと、設備の運転が不可能となるため、ROMデータのバックアップや予備のROMを準備しておくことが非常
工場の生産性向上や効率化を目指す現場では、設備の稼働状況をリアルタイムで監視し、必要な情報を一元的に管理することが求められています。かつては工場内で設備の異常が発生した場合、アンドンランプのような物理的な表示装置を使って状況を確認するだけでした。しかし、イーサネット通信等の通信技術の普及により、よ
FANUC 15シリーズの PMC-N/NA で Pascal または C の実行状態を確認するには、以下の手順でアドレスに表示されるビット状態(1 または 0)を確認します。基本的には10/11/12シリーズと同様な方法で確認ができます。参考:FANUCの10/11/12シリーズPMC-
FANUCの旧タイプのCNCシリーズ「10/11/12シリーズ」、このシリーズは2024年現在、発表から40年近く経過していますがいまだに現役で稼働している設備も多く、経年劣化による電装品の故障リスクも伴ってます。ここではファナック 10/11/12シリーズのPMCの仕組みやPCカセットの
そもそも、NC加工機で倣い加工をするのは少しおかしい話です。NC加工機とは、本来プログラムを組んで同じ加工を繰り返し行うためのものです。倣い加工は、形を真似る、つまり元となる形状に倣って切削などを行う加工方法であり、どちらかというとNC加工機ではなく、サーボ制御を応用して行う方が適している
Pascal の実行状態は、以下の手順でアドレスに表示されているビット状態(1または0)を確認してください。手順概要PMC基本メニューのソフトキーを押して、PMCの入出力信号や内部リレーなどのステータス表示画面(ダイアグノーズ画面)を表示させます。この画面では、PMCや Pa
久しぶりにファナック以外のCNC装置を使った設備の電気設計をしました。 三菱電機のC80シリーズです。MELSEC iQ Platform対応のNC-CPUですが今回はシーケンサCPUがR04CPU、NC側がR16NCCPUで、マルチCPUシステムの扱いも本当にしばらくぶりです。C80は調べたとこ
年代物の9インチCRT/MDIを使っていると、CRT表示器そのものがダメになってくることがあります。部品交換しようとしてもCRTなんて今どき作ってないし、どうしたものかと悩みのタネになっていませんか?文字焼けバリバリのFANU 9インチディスプレイ弊社でもテスト用のNC装置があって
CNC設備に限らず、現在のありとあらゆる機械や設備にはコンピュータ(CPU)が内蔵されていて、それらはどんな機能を実現するにも、プログラムやデータ無しでは不可能なことはご存じですよね?たとえば、あなたのスマホの写真はどこに保存されていますか? Googleフォト? iCloud? DropBox?