海外の18-TAのEPROMデータからラダーを復元しました

こんにちは、安田です。

 

海外からFANUC 18-TA(PMC-RA1)のEPROMデータが送られてきたので、

FAPT LADDERで復元しました。

 

ROMがおくられてきたわけではなく、データだけおくられてきました。

 

 

以下、その手順です。

1.EPROMを作成する

Write the new EPROM

いきなりROM作成です。

送られてきたEPROMデータは128KB、

使用するEPROMは、27C1024(DIP40pin)を1個です。

愛用の優れものテキストエディタ、Emeditorで、データ内容をチェックします。

・・・

どうやら生のROMデータに間違いなさそうです。(詳細説明は今回省きます)

 

中国製のソフトウェアでは、ROMの生データからFANUC用のデータに

コンバートするものがあるようですが、私の会社では使ってませんので

正攻法で変換していきます。

 

FANUCの ROM形式データ というのはROMの生データとは違います。

なのでこんな面倒な手順をふむことになります。

ファイルサイズが違っています。当然内容も違います。

概要は次の写真の通り。

NO#EX

 

 

General EPROM WRITER
さて、PECKER(汎用のROM WRITER)へ「27C1024」を1個装着して、各種設定を行います。

その後、PCからバイナリROMデータを送信します。

PECKER内蔵のメモリにEPROMデータが正しく転送されたことを確認したら、

EPROMに書き込みます。

 

これで、海外設備のEPROMと同じ物が作成できました。

 

 

2.編集ツールに読み込む

Read PMC from EPROM

 

FANUC PMC WRITER, 1M EROM ADAPTOR, PC(FAPT LADDER) を準備します。

1M EROM ADAPTOR はPMC WRITERにアドオンして使用します。

こんな感じです。

Setting complete

 

PCのソフトでFAPT LADDERを起動します。

機種設定でPMC-RA1を選択し、PMC WRITERからの読取りを行います。

読み取るときのファイル名は、拡張子を .#EX としておきます。

読み取った後は逆コンパイルし、

エラーも無く、正常に完了しました。

 

 

3.FAPT LADDER から FANUC LADDER 3 へ

このPCでも編集可能ですが、新しいPCの方が使いやすいので

FANUC LADDER 3の使用できるPCへ移行させます。

ROM形式データ(拡張子が .#EX )のファイルをフロッピーディスクに保存します。

 

FANUC LADDER 3を立ち上げて、新規作成。

PMC機種をPMC-SA1/RA1にします。

ファイルメニューから、インポート、ROM形式ファイル を選択し

.#EXのROM形式ファイルをフロッピーディスクから選択します。

逆コンパイルが完了して、編集可能となりました。

ScreenShot

これを編集して、設備に入れる場合はこの逆手順を行います。

海外へデータを送るときは、FANUCのツールが無くても

EPROMにそのまま書き込める形式にして送ります。

 

汎用のROMライターと、設備と互換性のあるEPROMが現地入手できるなら

海外設備のラダー編集も可能となります。

 

P.S.

Apl/3/2016  画像クリックで拡大できるように変更しました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (0)
  1. この記事へのコメントはありません。

営業日カレンダー

安心と信頼の証明書

SSL GMOグローバルサインのサイトシール

グローバルサインのSSLサーバ証明書により運営者情報が認証されています。
ページ上部へ戻る